もちろん自分の家族だけが死なないなんてことは無いことで必ずみなさんに訪れる死というものを父親の死で思い知った私は私こそ、一日も早く死ぬべきであると考えています。なぜか。

それは自分が一番この社会に順応できていないと考えているからです。例えば今日は東日本大震災の13年を機に色々な特集を組まれてテレビを見ることができません。それは怖いというたった一言では言い表せないのですが、簡単に言えば怖いからです。大切な人をなくす怖さや、未曾有の恐怖に襲われることなどスマートフォンが普及してからは、それらを映像に残す人も多くなり、今までは一般の人たちが見ることはあっても、テレビで流れることはなかったような映像までもが流れるようになり、恐怖心を煽るようなものがあふれている今だからこそ、余計に不安や恐怖に襲われるようになったのだと思っています。あの震災からテレビドラマでも過去の出来事としてたくさんシーンが作られてもきました。だからこそ、こういう特別な日はテレビを消して過ごすという逃げ方をしている人間もいるんだということもあって、不思議はないことなのですが。そんな今だからこそ、私は生きていてはいけないと思っているし、生きているのが辛いと思うのです。